長年バイトをして、どうして最近人手不足になっているのか、で思う事。
私が初めてバイトをした時は、高校生の時で、それからすでに二十年以上経っている。
当時のバイト先はとっくに潰れたが、環境として悪くなく、むしろ居心地は悪くなかった、金額も時給でいえば大した事ないけれど、高校生にしてはもらったイメージがある。
当時は、ポケベルから携帯に移行している時期で、高校生の頃は友達の家でよく夜を明かしていた。
連絡といえば公衆電話や、自宅の電話をまだまだ使わなければならない。
だから、友達の家にはほとんど連絡もなく遊びに行っていた。
今でもそうだが、誰かといるというのはとても楽しい。この辺から大学に入ってサークルに入ったり、本格的にバイトもするようになって、
常にだれかといて、それだけでめちゃくちゃ楽しかった。
今の若い方達はどうだろうか。
すでにsnsやライン等でヴァーチャルに繋がり、どこかそれで満たされたしまっているようにも思える。
そして、その間に居酒屋の未成年の飲酒禁止は強化され、ハラスメントが言われるようになった。
バイトもそうだが、サークルに入る人も減ったように思う。
バイトやサークルのような集団に入る理由も見出せず、バイト先も時給以外の満足度を従業員に提供しなくなってきているように感じる。
ハラスメントがいいというわけは全くないが、多少強引に自分が面白いと思う世界に引き込むような事も必要なのではないかと思う。
これは当然全ての若い方がそうなのでないのだが、逆にそこをアクティブに行動する人とそうでない人の差が開いているのではないかと思う。
もっと従業員満足度について語られる場というのがあっても良いと思うが、意外にそれを目にすることは少ない気がする。
そんな事を酒を飲みながら考える。